2015年8月9日日曜日

No. 74:Royal Troon Golf Club (Old Course)

初プレー日: 2013年10月18日
場所: Ayrshire, Scotland
また行きたい度: ☆☆☆☆☆
http://www.royaltroon.co.uk/



2016年のThe Open開催コースであるRoyal Troonは、駐在中に二度ほどラウンドしました。しかも、二回ともメンバーさんにご招待いただくという幸運に恵まれまして、どちらでもプレーフィなどを払わず。通常プレーすれば、£200くらいですね。1回目のときは、Western Gailesのメンバーであった僕がお世話になっていたスコットランド紳士のご友人のご招待。この方は、Royal Troonの1番ティから200yの場所にお住まい。また、2回目にご招待いただいたメンバーさんは、我が師が経営する写真館の常連さんのお医者さんで、Royal Troonをプレーして50年以上、という方でした。どちらも、とてつもなく素晴らしい経験をさせていただきました。やはり、ビジターでプレーするのと、現地のメンバーの方とプレーし、ラウンジで今日のゴルフを語り合うのとは、比較になりません。

さて、コースの方は、全英OP開催コースの中でも屈指の雄大さだと思います。隣のホールへ打つことのできる、St Andrews Old Courseと違って、隣のホールは遥か彼方。そして、ラフの濃密さも全英OP開催開催コースだけでなく、スコットランドのリンクスでもトップクラスです。



これは有名な8番のPostage Stampと呼ばれるPar3。海からの横風が吹くホールですが、この写真のどこがグリーンか、わかりますか?



世界で一番美しいPar4と呼ばれる11番。11番から12番にかけては、右を鉄道が通り、左は濃密なゴース。でも、本当に滑らかで美しいホールです。



これは17番Par3のティから見る、The Marine Hotelです。この景色は、来年のThe Openの中継で出てくると思います。



最終18番は、グリーンのすぐ裏がクラブハウス。セカンドをトップしたらどうしよう、とドキドキするホール。2回目のラウンドだった2014年12月、ここでセカンドショットをピン横2mに付けて、バーディを取れたことは、本当に嬉しかった。


コースは2016年のThe Openに向けて改修中ですが、このようにコースメンテのスタッフの努力によって、美しいコースは維持管理されているのです。



Royal Troonはコースだけでなく、クラブの雰囲気が素晴らしかったのがとても印象的でした。メンバー同伴で入れるラウンジで、ビールと軽食を食べていると、他のメンバーやスタッフから気さくに声を掛けられて、心が暖まります。これはビジターでプレーしているときには味わえないことで、僕のスコットランド駐在は本当に幸運の連続であったと実感します。ちなみに、上の写真は2回目にラウンドした際、招待下さったメンバーの方が日本に帰る僕に「このヘッドカバーを君にあげよう。使い古したものだが、使ってもらえると嬉しい」と言って、その場でドライバーから抜き出して下さったもの。今でも、これが一番の宝物です。今でも、あの瞬間のことは鮮明に覚えていて、思い出すたびに感謝で涙がこぼれます。






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