数えてみると、コースとしては123になっていました。住んでいた街のPar3コースを含めれば、124になりますが、まあ、Par3コースまで入れる必要はないでしょう。
これだけラウンドすれば満足でしょう、と思われそうですが、まとめてみたら、思ったほどではなかったな、もっとできたな、と感じています。それほど、スコットランドにはゴルフ場がたくさんあったからです。
ただ、僕がスコットランドでどうしてもしたかったことがありました。それは、町の小さなクラブに所属して、競技に参加したり、メンバーたちとビールを飲み交わすという、クラブライフを体験することでした。最初、Pumpherstonというクラブに入りましたが、ここではまだ僕の英語の問題もあって、友人を得ることが出来ず、退会。その後、入ったUphallでは、上手く友人に恵まれ、ハンデを得て、競技に参加することが出来ました。競技に参加するといろんな人とラウンドできるようになり、別の日にクラブハウスやプロショップで会ったときにも、会話が弾みます。ラウンド後、我がコースはネットスコアの一番良かった者が、ドリンクを一杯ご馳走するのがしきたりでしたが、そこで同じ組の面々で反省会をしていると、長老と思しきメンバーから話しかけられたり(僕は唯一の日本人メンバーだったので、余計にみんなに話してもらえました)、サッカーやラグビーの中継をみんなで見て大騒ぎしたり、と楽しい経験ができました。
クラブのヘッドプロは、僕の名前を最後まで正しく発音できませんでしたが、最後まで親切にしてもらいました。特に、帰国前の最後の土曜日にコースに出ると、当然、競技の真っ最中でした。しかし、プロが「お前、今日が最後だしな。よし、次のティオフをお前にやるよ」と言って、長男と二人でラウンドさせてもらいました。
クラブで僕のハンデ証明をしてくれた友人Ewanとは、天気が良ければ、ほとんど毎日、夕方ゴルフを楽しみました。我がクラブは、水曜と土曜が競技の日。土曜は公式競技なので、組み合わせはマッチセクレタリーがアレンジしますが(プレーヤは自分がプレーしたい時間スロットだけを指定します)、水曜日は自分の好きな人とラウンドできました。また、他の日でも、エジンバラ勤務だった彼から午後3時くらいになると「天気はどう?」とSMSが来る。僕が「晴れてるぞ」と返信すると、「じゃ、1番ティに6時な」という感じ。そこから、二人でマッチプレーに興じる毎日でした。僕のスコットランドゴルフのハイライトは、彼の目の前でホールインワンを達成したことでした。そのときも、一緒に回っていた彼の友人と3人で、5分ほどハイタッチなどで大騒ぎしただけ。しばらくは、プロショップやクラブのラウンジに寄ると、みんなから「おめでとう!」と言ってもらいましたが、それも2週間くらい。日本の無駄騒ぎとは違っていて、気持ちよかった。
もし、僕がクラブライフを選択しなければ、もっとたくさんのコースをラウンド出来たろうと思います。ですが、生活者としてのゴルフを楽しみたかった。その中で、120を超えるコースをラウンドできたことは、もう一つ、日本人(ドイツ人)の友人の存在が大きいです。友人たちがいたからこそ、いろんなところに旅をすることができました。ゴルフは、一人でやっても面白いけど、二人でやると倍ほど面白い。三人なら三倍、四人なら四倍面白いのです。もちろん、そこにはストロークプレー以外のゲームがあるわけですけれど。その中でも、コアな面々とは「修行」と称して、家族を置き去りにして、ゴルフの旅に出ました。僕は駐在期間、単身赴任ではなく、家族帯同でした。こんなゴルフ狂の父親を許してくれた家族にも、改めて感謝します。
最後に、この3年半のゴルフをまとめた表を貼りつけて、終わりにしたいと思います。ここの情報が、今後、スコットランドやUK、欧州へゴルフ旅をされる人に、多少なりともお役に立てば、幸いに思います。
これだけラウンドすれば満足でしょう、と思われそうですが、まとめてみたら、思ったほどではなかったな、もっとできたな、と感じています。それほど、スコットランドにはゴルフ場がたくさんあったからです。
ただ、僕がスコットランドでどうしてもしたかったことがありました。それは、町の小さなクラブに所属して、競技に参加したり、メンバーたちとビールを飲み交わすという、クラブライフを体験することでした。最初、Pumpherstonというクラブに入りましたが、ここではまだ僕の英語の問題もあって、友人を得ることが出来ず、退会。その後、入ったUphallでは、上手く友人に恵まれ、ハンデを得て、競技に参加することが出来ました。競技に参加するといろんな人とラウンドできるようになり、別の日にクラブハウスやプロショップで会ったときにも、会話が弾みます。ラウンド後、我がコースはネットスコアの一番良かった者が、ドリンクを一杯ご馳走するのがしきたりでしたが、そこで同じ組の面々で反省会をしていると、長老と思しきメンバーから話しかけられたり(僕は唯一の日本人メンバーだったので、余計にみんなに話してもらえました)、サッカーやラグビーの中継をみんなで見て大騒ぎしたり、と楽しい経験ができました。
クラブのヘッドプロは、僕の名前を最後まで正しく発音できませんでしたが、最後まで親切にしてもらいました。特に、帰国前の最後の土曜日にコースに出ると、当然、競技の真っ最中でした。しかし、プロが「お前、今日が最後だしな。よし、次のティオフをお前にやるよ」と言って、長男と二人でラウンドさせてもらいました。
クラブで僕のハンデ証明をしてくれた友人Ewanとは、天気が良ければ、ほとんど毎日、夕方ゴルフを楽しみました。我がクラブは、水曜と土曜が競技の日。土曜は公式競技なので、組み合わせはマッチセクレタリーがアレンジしますが(プレーヤは自分がプレーしたい時間スロットだけを指定します)、水曜日は自分の好きな人とラウンドできました。また、他の日でも、エジンバラ勤務だった彼から午後3時くらいになると「天気はどう?」とSMSが来る。僕が「晴れてるぞ」と返信すると、「じゃ、1番ティに6時な」という感じ。そこから、二人でマッチプレーに興じる毎日でした。僕のスコットランドゴルフのハイライトは、彼の目の前でホールインワンを達成したことでした。そのときも、一緒に回っていた彼の友人と3人で、5分ほどハイタッチなどで大騒ぎしただけ。しばらくは、プロショップやクラブのラウンジに寄ると、みんなから「おめでとう!」と言ってもらいましたが、それも2週間くらい。日本の無駄騒ぎとは違っていて、気持ちよかった。
もし、僕がクラブライフを選択しなければ、もっとたくさんのコースをラウンド出来たろうと思います。ですが、生活者としてのゴルフを楽しみたかった。その中で、120を超えるコースをラウンドできたことは、もう一つ、日本人(ドイツ人)の友人の存在が大きいです。友人たちがいたからこそ、いろんなところに旅をすることができました。ゴルフは、一人でやっても面白いけど、二人でやると倍ほど面白い。三人なら三倍、四人なら四倍面白いのです。もちろん、そこにはストロークプレー以外のゲームがあるわけですけれど。その中でも、コアな面々とは「修行」と称して、家族を置き去りにして、ゴルフの旅に出ました。僕は駐在期間、単身赴任ではなく、家族帯同でした。こんなゴルフ狂の父親を許してくれた家族にも、改めて感謝します。
最後に、この3年半のゴルフをまとめた表を貼りつけて、終わりにしたいと思います。ここの情報が、今後、スコットランドやUK、欧州へゴルフ旅をされる人に、多少なりともお役に立てば、幸いに思います。