2015年6月19日金曜日

No. 68:Royal Dornoch Golf Club Championship Course

初プレー日: 2013年6月23日
場所: Highland, Scotland
また行きたい度: ☆☆☆☆☆
http://www.royaldornoch.com/HomePage



夏坂健先生のファンなら、間違いなく「聖地」であるRoyal Dornochを僕もついにプレーすることができました。ここはHighlandの首邑Invernessからさらに車で1時間くらい北にあります。そのため、全英OPの会場にはなっていませんが、コースのクオリティは完全にそのレベルでした。



僕は朝7時のトップスタートで、一人プレーのつもりで予約していました。しかし、当日になってティに現れると、アメリカ人のインターナショナルメンバーの方とご一緒できることになりました。ハンデ5のとても上手な方で、とても楽しかった。この日ほど、多少なりとも英語ができてよかったと思った日はありません。



Dornochは、Pinehurst No.2などの設計で有名な、Donald Rossが生まれた地。Ross自身も、自分の設計コースは常にRoyal Dornochを思いつつ設計したと言っているのですが、その言葉の意味はこのコースを歩けばわかります。自然の地形を優美に使った、絶妙なレイアウトが楽しめます。



7番ティからの景色は、このコースのシグネチャーです。ほぼコース全景を見渡すことができます。



DornochはOld Course以上に、近現代のゴルフコースに与えた影響は大きいと思います。ブラインドのティショットの先が開けているのも、このコースが原型とも聞きます。また、攻略ルートが複数あるのも特徴です。



これは有名な14番のグリーン。このホールには全くバンカーがありません。グリーンは、50cmくらい周囲より高くなった台の上にあります。近年のプロ仕様の砲台グリーンは、これをモデルにしているようですが、このグリーンの滑らかさは人工では作り得ません。

通常のリンクスコースは、いわゆる「一見さん」には厳しいコースがほとんど。ブラインドも多いし、ショットの目印になるものが少ないことが多い。しかし、Royal Dornochはある雑誌にも書かれていましたが、初めて回る人にもわかりやすい、とてもフェアなコースなのです。それは簡単なコースであること意味しているのではありませんけれどもね。


上記はプレー時にもらったクラブマークの入ったタグです。宝物ですね。

実は、ここは家族で訪れて、家族はホテルに置いて、僕だけゴルフを早朝に楽しむという暴挙をかました旅だったのですが、前日夜に家族でクラブハウスのダイニングで夕食を取りました。子供3人もいて嫌がられるかな、と思ったのですが、全くそんなことはなく、とても素晴らしいサービスを満喫しました。ダイニングは料理も素晴らしいので、そちらもお楽しみいただきたいと思います。

UKゴルフ誌のランキングではスコットランド5位。全英開催コースに匹敵するという評価は、実に納得できるものですね。

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