2015年6月20日土曜日

No. 72:Hamilton Golf Club

初プレー日: 2013年9月1日
場所: South Lanarkshire, Scotland
また行きたい度: ☆☆☆☆
http://www.hamiltongolfclub.co.uk/



Hamilton GCはグラスゴー南東にあるパークランドの名門コースの一つ。設計はJames Braidで、彼のオリジナルレイアウトがほぼそのまま残っているという点で、非常に貴重なコースです。ゴルフ誌のランキングでTop100には入っていませんが、Next100にはいつもランクインしています。実はこのコース、スコットランド駐在時に知り合った我が師のホームコース。この我が師の推薦によって、地球ゴルフ倶楽部に入会できたわけですが、僕のスコットランド駐在時の一番のハイライトは、我が師に巡り合えたことでした。



Hamiltonはもっと前からプレーしていたと思っていましたが、2013年の夏が初めてだったとはちょっと意外。この後、地球ゴルフ倶楽部との対抗戦など、5回くらいラウンドさせていただきました。初めてラウンドしたときは、クラブの公式競技であるテキサススクランブルの一員に加えていただき、コースだけでなく、初めてのプレーフォーマットを楽しませていただきました。4人のベストボールを毎回つないでいくこの競技方式、当日は風も強く難しいコンディションでしたが、Par70のコースに対して、68でラウンド! ただ、優勝は58くらいだったそうです。



Glasgowを見下ろす小高い丘を使ったコースは、思ったよりもアップダウンがあります。Par70でありながら、400y前後のPar4が多く、そう簡単にいいスコアを出させてくれません。そして、Braidの特徴である小さいグリーンがショットの精度を要求します。また、そのグリーンが実に難しいのです。全体の傾斜の中に、微妙な逆傾斜を含めてあって、目の錯覚で逆に見えることが多いのです。我が師にはマッチプレーのパートナーになっていただいたことが何度もあるのですが、僕の読みと逆のラインであることを何度も教えていただき、驚いた経験があります。5回くらいラウンドさせてもらいながら、最後までその「逆のライン」を理解できませんでした。


このクオリティの高いグリーンのお蔭で、Hamiltonではキリッと引き締まったゴルフが楽しめるのも特徴です。写真は18番グリーンに向かう我が師ですが、クラブハウスのラウンジの目の前がグリーンで、だいたいセカンドはウェッジの距離。天気が良い日は、ラウンドを終えたメンバーさんが外のテラスでビールとともに観戦されており、「トップしたらどうしよう・・・」とい緊張感が味わえます。

僕のホームコースだったUphallを除くと、パークランドコースとしてはここが一番足繁く通ったコース。一時期、我が師からメンバーにならないかと持ちかけられましたが、家から見て会社とは逆方向にあったので断念しましたが、拙宅から25分だったことを考えると、今思えばもったいないことをしました。

スコットランド=リンクスという単純な見方ではなく、ぜひ、このようなクラシックなパークランドコースもラウンドしていただきたいと思います。

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