初プレー日: 2012年5月10日
場所: Ayrshire, Scotland
また行きたい度: ☆☆☆☆☆
http://www.westerngailes.com/
Ayrshireも珠玉のリンクスが連なるエリアですが、このWestern Gailesはこれらの中でも、歴史のある名門クラブ。現在も全英OPのローテーションに入っているRoyal Troon、第1回全英OP開催地のPrestwickに比べると、知名度はやや下がってしまいますが、West Coast Lineと呼ばれる鉄道よりも海側にあり、トップクラスのリンクスコースを持ちます。僕の駐在中に大変お世話になった現地の方が、ここのメンバーに推挙され、僕はこの方によるご招待、つまりゲストとして、都合4回、このコースをラウンドする機会を得ました。このクラブは、今でも女性メンバーはおらず、クラブハウスに入るには、ネクタイ・ジャケット着用が義務という、古き伝統を頑なに守っています。しかし、クラブの雰囲気、特にメンバーの皆さんは本当に気さくでいい方ばかり。僕のような40そこそこの若い東洋人でも、快くゲストとして迎えて下さいました。ちなみに、メンバーの招待なく訪れるプレーヤはビジターと呼ばれ、当然のことですが、ビジターフィを支払います。一方、こういう名門クラブのゲストというのは、全て費用はメンバー持ち。というわけで、この素晴らしいリンクスコースを毎回無料で楽しませてもらいました。
Western Gailesは極めてクラシックなリンクスコースなのですが、他のリンクスと違うのは、コースのループです。通常、クラシックなリンクスコースは、「行って、戻る」という構造になっています。9番ホールで一番奥まで進み、10番で折り返すという構造ですね。しかし、このコースは、クラブハウスがコースの真ん中にあり、1番から4番まで北上し、5番から13番まで南下。14番から再び北上という構造になっています。
フェアウェイは絶妙なアンジュレーションを持ち、とにかくナチュラル。特に5番からの13番は、海沿いを進んでいきます。ティやグリーンなど、少し高いところに行けば、Clyde湾に浮かぶArran島とその奥のKintyre半島を望むことができます。
このコースは、ラフやゴースが巧みに配置されていて、ボールを曲げてしまうと、大叩きは必至です。しかし、フェアウェイ自体は十分に幅もあり、フェアネスはとても高いコース。難易度も高いので、全英OP開催レベルではあるのですが、Royal Troonに比べると、コースがコンパクトにレイアウトされ過ぎていること、そして周囲に観客を収容するエリアがないこと、そして少し距離が短いのです。ですが、このコースはRoyal Troonで全英OPやシニアOPが開催される際には、最終予選会の会場になります。
場所: Ayrshire, Scotland
また行きたい度: ☆☆☆☆☆
http://www.westerngailes.com/
Ayrshireも珠玉のリンクスが連なるエリアですが、このWestern Gailesはこれらの中でも、歴史のある名門クラブ。現在も全英OPのローテーションに入っているRoyal Troon、第1回全英OP開催地のPrestwickに比べると、知名度はやや下がってしまいますが、West Coast Lineと呼ばれる鉄道よりも海側にあり、トップクラスのリンクスコースを持ちます。僕の駐在中に大変お世話になった現地の方が、ここのメンバーに推挙され、僕はこの方によるご招待、つまりゲストとして、都合4回、このコースをラウンドする機会を得ました。このクラブは、今でも女性メンバーはおらず、クラブハウスに入るには、ネクタイ・ジャケット着用が義務という、古き伝統を頑なに守っています。しかし、クラブの雰囲気、特にメンバーの皆さんは本当に気さくでいい方ばかり。僕のような40そこそこの若い東洋人でも、快くゲストとして迎えて下さいました。ちなみに、メンバーの招待なく訪れるプレーヤはビジターと呼ばれ、当然のことですが、ビジターフィを支払います。一方、こういう名門クラブのゲストというのは、全て費用はメンバー持ち。というわけで、この素晴らしいリンクスコースを毎回無料で楽しませてもらいました。
Western Gailesは極めてクラシックなリンクスコースなのですが、他のリンクスと違うのは、コースのループです。通常、クラシックなリンクスコースは、「行って、戻る」という構造になっています。9番ホールで一番奥まで進み、10番で折り返すという構造ですね。しかし、このコースは、クラブハウスがコースの真ん中にあり、1番から4番まで北上し、5番から13番まで南下。14番から再び北上という構造になっています。
フェアウェイは絶妙なアンジュレーションを持ち、とにかくナチュラル。特に5番からの13番は、海沿いを進んでいきます。ティやグリーンなど、少し高いところに行けば、Clyde湾に浮かぶArran島とその奥のKintyre半島を望むことができます。
このコースは、ラフやゴースが巧みに配置されていて、ボールを曲げてしまうと、大叩きは必至です。しかし、フェアウェイ自体は十分に幅もあり、フェアネスはとても高いコース。難易度も高いので、全英OP開催レベルではあるのですが、Royal Troonに比べると、コースがコンパクトにレイアウトされ過ぎていること、そして周囲に観客を収容するエリアがないこと、そして少し距離が短いのです。ですが、このコースはRoyal Troonで全英OPやシニアOPが開催される際には、最終予選会の会場になります。
名門クラブということで、ティが取りにくいコースの一つですが、リンクスコースに必要な要素をすべて、過不足なく含んでいるという点では、このコースよりもいい構成を持っているコースはそうそうないと思います。そのせいもあり、UKゴルフ雑誌のランキングでは、17位に入っています。