Dalmahoy East & West
初プレー日: 2012年5月4日場所: Mid Lothian, Scotland
また行きたい度: ☆☆(East)、☆☆☆(West)
http://www.marriott.com/hotels/travel/edigs-dalmahoy-marriott-hotel-and-country-club/
エジンバラ空港から南に車で15分程度のところにある、ホテル所有の名コースです。East、Westともに、名匠・James Braidの作品。特にEast Courseはチャンピオンシップコースであり、フルバックティからは何と7,400yを越え、ビジターティからでも6,600y近く。僕はEastを4回くらいラウンドしたのですけれど、85は切れなかった。
James Braidのコースには特徴があります。その一つが「短いPar5と長いPar4の組合せ」、そして「短いPar4はグリーンとその周辺が難しい」というものです。Braidは1900年初頭に全英OPで5勝した名手であり、その後、数多くのコースを設計、およびリレイアウトをした、まさにコース設計者としての巨人でもありますが、彼は現役自体、元祖・ロングヒッターと呼ばれました。190㎝近い大柄な体格を生かし、パワードライブをゴルフに持ち込んだ人なのですが、彼は若い頃はショートゲームの達人としてプロの世界にデビューしたという、変わった経歴の持ち主。彼の設計するコースは、「飛ばし屋が有利」ということに加え、「グリーン回りの技術が重要」という二つの要素を兼ね備えています。そして、このDalmahoy Eastはその典型的な例でしょう。400y前後のPar4がズラリと並ぶ中、500y満たないPar5があり、さらに300y台のPar4はドライバーを打ってくることはできても、そこからの繊細なタッチのショートゲームを要求してきます。一方で、West Courseは距離も5,200y程度と短めですが、こちらは「お楽しみ系」のコース。Braidの要素である片方「グリーン回りの技術が重要」というホールを18個、楽しめるようになっています。
僕としては、何度もラウンドしたEast Courseは多少飽きた感じがあり、一方で1回しかラウンドしていないWest Courseの方に「また行きたい度」を厚く配分していますが、ここはどちらもラウンドすべきでしょう。ただ、ここはトップシーズンの週末はとても混雑していますので、プレー速度がやや遅くなるのが難点。特にEast Courseは難易度高く、プレーヤを選ぶコースなんですが、ホテルの宿泊客の多くは、やはりEast Courseがお目当てのようで、ちょっとレベル的に問題のあるプレーヤが多く見受けられるのも、残念なところです。
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