2015年1月4日日曜日

No.13:Duke's at St Andrews

初プレー日: 2011年10月2日
場所: St Andrews, Scotland
また行きたい度: ☆
http://www.oldcoursehotel.co.uk/golf/the-dukes



このコースは、在スコットランド日本企業会が開催する年1回の大コンペ、通称「賞品てんこ盛りコンペ」の開催会場でした。僕は2011年から2014年の4回に出場させていただきましたが、とにかく全順位に通常のコンペの優勝賞品クラスの賞品が設定されているという、とても面白いコンペでした。僕は2012年の会で、85でラウンドしてベストグロスをいただきましたが、非常に難しいトーナメント仕様のコースで、とても苦戦した記憶があります。場所は、St Andrewsとは言え、山側にあるCuparという町との境目にあり、ここから有名なOld Courseまではまだ10マイル以上の距離があります。



トーナメント仕様のコースは、確かにテレビで見るようなバンカーのレイアウト、起伏が強く、大きく、そして速いグリーン、さらには深いバンカーと、何となくプロの世界に飛び込んだような気分にはしてくれる一面はあります。しかし、実際にプレーしてみると、通常のアマチュア(80~100程度でラウンドする人)には難しすぎて、ボギーを取るので精一杯というゴルフを強いられます。また、トーナメント仕様のコースは、フルバックティを基準にコースが出来上がっているので、グリーンと次のホールのレギュラーティまでの距離が極端に長い。つまり、とてつもなく長く歩かされることにもなります。このDuke’sというコースは、こうしたトーナメント仕様のコースの特徴を全て備えていまして、僕としてはあまり好きなコースではありません。特にグリーンと次のホールの距離があまりにも長いというところが、僕には受け付けられない。このコースは、フルバックティとレギュラーティの距離差が1,000y以上。単純に計算しても、各ホールで50y以上距離が違うわけですが、ホールによっては100y以上違うこともありますから、その分、余計に歩かされることになります。



こうした難コースを、原則4ボールのストロークプレーでラウンドしていくのが、てんこ盛りコンペだったわけですから、当然、ラウンドにかかる時間も半端ではなく、何だかんだで5時間弱くらいかかっていました。日本ではそんなもんだと思いますが、通常、僕のホームコースで競技の3ボールで3時間半弱ということを考えると、とても疲れるコンペでもありましたし、コース自体もとても疲れるコースでした。また、9番と18番がほとんど同じ構成になっていることや、途中のホールには景色として素晴らしいホールはあれど、似たようなホールも多く、18ホール全体の構成としては、戦略的であるということ以外にはあまり印象に残りませんでした。それでも、UKのゴルフ雑誌によるランキングでは、29位(スコットランド内)という高評価を得ています。きっと、評価パネラーは上手な方が多いのでしょうね。
http://www.todaysgolfer.co.uk/courses-and-2-fore-1/top-100-golf-courses/top-100-golf-courses-scotland-2013/top-100-scotland-2013-30-21/the-dukes/

このコースの素晴らしいところは、まずはクラブハウスからの景色。晴れていれば、St Andrewsの街が一望できます。もちろん、Old Courseも見ることができます。また、フェアウェイに25yごとに距離表示のプレートが埋まっていて、距離を把握するのはとても簡単。コース自体がとても難しいので、こうした配慮は嬉しいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿