初プレー日: 2012年1月6日
場所: St Andrews, Scotland
また行きたい度: ☆☆☆☆☆
http://www.standrews.com/Play/Courses/Old-Course
このコースをラウンドする日が、人生に来るとは思っていませんでした。世界で、ここよりも有名なコースはないでしょう。Augusta Nationalも有名ですが、これも「Old Courseに並ぶほど」ということであり、Old Courseこそ、世界で最も有名なゴルフコースと言っていいと思います。このOld Courseは、ある特定のクラブの持ち物ではなく、St Andrewsが持つ公営コース。現在は、市から業務委託されているSt Andrews Links Trustという組織が、Old Courseの他、New、Jubilee、Eden、Strathtyrum、Balgove、Castleの7つのコースを管理しています。ですので、原則として、日本流に言うところのパブリックコースであり、誰でもティが取れます。しかし、Old Courseだけは、ハンデキャップ制限があり、ハンデ24以下でないとプレーできません。スタート前にスターターハウスにハンデ証明書を提出する必要があります。Old Courseのティを取るには、プレーの二日前の午後2時までにティタイム管理事務に電話をし、Ballotと呼ばれる抽選にエントリする必要があります。このBallotへのエントリは、2人以上からとなります。もし、一人だけしかいない場合は、朝一番で1番ホール脇にあるスタートハウスに出向き、ハンデ証明書を添えて、プレーしたい旨を伝えると、2人や3人の組に入れてくれます。100%保証はできませんが、結構な確率でプレー可能だそうです。
これは1番ホールの後ろに鎮座する、世界ゴルフの総本山R&Aのクラブハウスです。メンバー以外の立ち入りが厳しく制限されているのですが、11月末のSt Andrews' dayには開放されるとか。このコースも、基本的にはナチュラルレイアウトとされるのですが、実際にこのコースを18Hの現在の形に仕立て上げたのは、「ゴルフの父」「ゴルフのソクラテス」と呼ばれる、Old Tom Morrisです。Old TomがPrestwickから戻って、St Andrewsのプロになる前に、すでに18Hの形態になっていたそうですが、今の原型は、Old Tomのリレイアウトによるのだそうな。
Old Courseはもちろん、そのゴルフ史における重要性はここで申し上げるまでもありません。では、何が素晴らしいかというと、グリーンとフェアウェイの一体感であると、僕は思います。この上の写真でも、どこまでがフェアウェイで、どこからがグリーンか、容易にはわからないでしょう。この地でゴルフが始まった時、まだゴルフは基本的にランニングのゲームだったわけで、その頃の名残が強く残されているのだと、僕は思っています。
これらの写真は、2014年10月末にラウンドしたときのもので、とにかく天気が素晴らしかった。無風、気温10℃と快適な環境でした。こんな素晴らしい天気の中で、Old Courseをラウンドできたのは、本当に幸運としか言いようがありません。
Old Courseの中でも一際アイコニックなホールは、17番ホールでしょう。これは、そのティからの景色。右ドッグレッグのこのホールは、前に見える黒い壁をティショットで越えてゆきます。キャリーで180y打てば十分なんですが、とてもプレッシャーのかかるホールです。
そして、これが最終18番。1番ホールとフェアウェイを共有しています。右に見える石造りの橋が、有名なSwilken Bridge。右に見える街並みとの間には、ネットも何もなく、OB杭を兼ねた白塗りの柵があるだけ。この並びに、Tom Morrisと呼ばれるゴルフ用品店がありますが、この店は、本当にOld Tom Morris一家が住んでいた家なのだそうです。物持ちの良さに驚かされます。
Old Courseは、本当に何から何まで特別としか言いようがありません。何が?と言われると答えに窮しますが、他のどことも違うんです。1番ホールでの足の震えも、他のコースでは味わったことのないものでしたし、コースから沸き立つ雰囲気が本当に違っているのでした。
ちなみに、Old Courseは日曜日は休場となり、グリーンとティを除いて、コースの中を自由に散策できます。プレーはできなくても、コースの雰囲気を味わうのであれば、日曜日は結構おススメ。また、11月から3月半ばまでは、コースはフェアウェイ保護のため、フェアウェイマット使用(もしくはセミラフへのリフト)となります。そのため、グリーンフィは通常の半額になります。概ね、£70~80くらいでしょうか。しかも、この時期はコースも空いているので、ティも簡単に取れますので、おススメです。僕なんて、フェアウェイキープ率が50%あるかないかくらいなので、別にフェアウェイマットルールでもあんまり関係ないので、非常にありがたいディスカウントでした。
場所: St Andrews, Scotland
また行きたい度: ☆☆☆☆☆
http://www.standrews.com/Play/Courses/Old-Course
このコースをラウンドする日が、人生に来るとは思っていませんでした。世界で、ここよりも有名なコースはないでしょう。Augusta Nationalも有名ですが、これも「Old Courseに並ぶほど」ということであり、Old Courseこそ、世界で最も有名なゴルフコースと言っていいと思います。このOld Courseは、ある特定のクラブの持ち物ではなく、St Andrewsが持つ公営コース。現在は、市から業務委託されているSt Andrews Links Trustという組織が、Old Courseの他、New、Jubilee、Eden、Strathtyrum、Balgove、Castleの7つのコースを管理しています。ですので、原則として、日本流に言うところのパブリックコースであり、誰でもティが取れます。しかし、Old Courseだけは、ハンデキャップ制限があり、ハンデ24以下でないとプレーできません。スタート前にスターターハウスにハンデ証明書を提出する必要があります。Old Courseのティを取るには、プレーの二日前の午後2時までにティタイム管理事務に電話をし、Ballotと呼ばれる抽選にエントリする必要があります。このBallotへのエントリは、2人以上からとなります。もし、一人だけしかいない場合は、朝一番で1番ホール脇にあるスタートハウスに出向き、ハンデ証明書を添えて、プレーしたい旨を伝えると、2人や3人の組に入れてくれます。100%保証はできませんが、結構な確率でプレー可能だそうです。
これは1番ホールの後ろに鎮座する、世界ゴルフの総本山R&Aのクラブハウスです。メンバー以外の立ち入りが厳しく制限されているのですが、11月末のSt Andrews' dayには開放されるとか。このコースも、基本的にはナチュラルレイアウトとされるのですが、実際にこのコースを18Hの現在の形に仕立て上げたのは、「ゴルフの父」「ゴルフのソクラテス」と呼ばれる、Old Tom Morrisです。Old TomがPrestwickから戻って、St Andrewsのプロになる前に、すでに18Hの形態になっていたそうですが、今の原型は、Old Tomのリレイアウトによるのだそうな。
Old Courseはもちろん、そのゴルフ史における重要性はここで申し上げるまでもありません。では、何が素晴らしいかというと、グリーンとフェアウェイの一体感であると、僕は思います。この上の写真でも、どこまでがフェアウェイで、どこからがグリーンか、容易にはわからないでしょう。この地でゴルフが始まった時、まだゴルフは基本的にランニングのゲームだったわけで、その頃の名残が強く残されているのだと、僕は思っています。
これらの写真は、2014年10月末にラウンドしたときのもので、とにかく天気が素晴らしかった。無風、気温10℃と快適な環境でした。こんな素晴らしい天気の中で、Old Courseをラウンドできたのは、本当に幸運としか言いようがありません。
Old Courseの中でも一際アイコニックなホールは、17番ホールでしょう。これは、そのティからの景色。右ドッグレッグのこのホールは、前に見える黒い壁をティショットで越えてゆきます。キャリーで180y打てば十分なんですが、とてもプレッシャーのかかるホールです。
そして、これが最終18番。1番ホールとフェアウェイを共有しています。右に見える石造りの橋が、有名なSwilken Bridge。右に見える街並みとの間には、ネットも何もなく、OB杭を兼ねた白塗りの柵があるだけ。この並びに、Tom Morrisと呼ばれるゴルフ用品店がありますが、この店は、本当にOld Tom Morris一家が住んでいた家なのだそうです。物持ちの良さに驚かされます。
Old Courseは、本当に何から何まで特別としか言いようがありません。何が?と言われると答えに窮しますが、他のどことも違うんです。1番ホールでの足の震えも、他のコースでは味わったことのないものでしたし、コースから沸き立つ雰囲気が本当に違っているのでした。
ちなみに、Old Courseは日曜日は休場となり、グリーンとティを除いて、コースの中を自由に散策できます。プレーはできなくても、コースの雰囲気を味わうのであれば、日曜日は結構おススメ。また、11月から3月半ばまでは、コースはフェアウェイ保護のため、フェアウェイマット使用(もしくはセミラフへのリフト)となります。そのため、グリーンフィは通常の半額になります。概ね、£70~80くらいでしょうか。しかも、この時期はコースも空いているので、ティも簡単に取れますので、おススメです。僕なんて、フェアウェイキープ率が50%あるかないかくらいなので、別にフェアウェイマットルールでもあんまり関係ないので、非常にありがたいディスカウントでした。
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