2015年1月24日土曜日

No.31:Dundonald Links

初プレー日: 2012年4月1日
場所: Ayrshire, Scotland
また行きたい度: ☆☆☆
http://www.dundonaldlinks.com/



グラスゴーの南西部のAyshire地区の海岸線は、スコットランドでも有数のリンクス銀座。有名なRoyal Troonを始め、歴史あるリンクスコースが連なる魅力的な場所です。その中で、Dundonald Linksはかなり若いコース。2003年オープンですから、まだ10年そこそこ。このコースは、実はグラスゴー北西にある超名門コースLoch Lomond GCが所有する「冬用コース」です。内陸にあるLoch Lomondは水はけが悪くなることもあり、冬場はクローズします。そのメンバーさんたちが冬場はリンクスでゴルフを楽しむためにできたコースなのですが、一方でビジターにもティを開放しています。特にこのDundonaldは、冬場でも基本的にフルコンディションでのプレーが確約されていることと、滅多なことではクローズしないことから、冬場のラウンド先に困ったときにお世話になりました。



Dundonaldは極めて若いコースなのですが、非常に上手く作ってあり、クラシックなテイストを味わうことができます。アンジュレーションもあまり作った感じがなく、とても滑らか。設計者はKyle Phillipsという人で、スコットランドではもう一つ、Kingbarnsという素晴らしいリンクスも手掛けています。



線路に沿って進むホールも、どことなく古風な感じを上手く醸し出しています。実は、線路の向こう側はWestern Gailesという本物の歴史あるリンクスコースがあります。北には、これまた名門のGlasgow Gailes(Gailes Links)、南には以前紹介したKilmarnock Barassie。三方を名門リンクスに囲まれているのです。



そして、この背丈を越えるバンカー。バンカーの配置も、あまり人工的な感じはしません。

ここは都合3回ラウンドしたので、また行きたい度という指標ではやや低めになるのですが、とてもいいコースでした。リンクスの面白さは、天候によって全然スコアが変わってしまうところです。初めてラウンドした日は、春の陽気暖かな穏やかな日で83/+11。しかし、最後にラウンドした日は、風がビュービューに吹き付ける日(写真の日)でして、50y程度のアプローチでも風でボールが真横にすっ飛んで行くような状況。このときに、今までのワーストスコア112をマーク。同じコースで30打も違うゴルフができるのも、スコットランドのリンクスならでは、と言ったところでしょう。

Ayrshire地域のリンクスは、Troonの公営コースを除くと、値段も高く、名門コースが多いのでティが取りにくいのですが、ここはオンラインで1人から予約ができますので、おススメのコースです。

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